明治時代に入ると、政府の方針で西洋医学が導入され、漢方も含めた日本の伝統医学は非正統医学となり、なんとか按摩や鍼灸治療は営業資格として残りはしたが、視覚障害者を対象としたもの 。
一方灸は民間療法として広く用いられ、沖縄ではヤブーと称された灸名人が昭和初期まで地域住民の健康管理に貢献していた。
注:ヤブーとは、灸や自然の力や霊的な力を使って病気や怪我を治療する沖縄に古くから伝わる伝統的な療法師。
1911 年(明治 44 年)に内務省令第11号として鍼灸を全国統一的に管理するために「鍼術灸術営業取締規則」が初めて制定された。
取締規則制定の大きな目的は、それまで各地方に管轄を一任していた鍼灸術を全国統一の免許鑑札にすること。
一方で盲学校の鍼灸教育に関しては、福祉的救済の観点から近代後期に
はすでに公教育として環境整備が充実していた。
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