鍼灸院やマッサージ院では、一定の条件を満たすことで、病院と同じように「健康保険」を使って施術を受けることができます。
1. 健康保険の対象となる病気・症状
すべての施術に保険が使えるわけではありません。法律により、以下の慢性的な痛みやシビレがあり、病院での治療で改善が見られないものが対象となります。
🔴 はり・きゅう(6疾患)
- 神経痛(坐骨神経痛など、体のあちこちの痛み)
- リウマチ(関節が腫れて痛む)
- 頚腕症候群(首・肩・腕の痛みやしびれ)
- 五十肩(肩が上がらず、激しく痛む)
- 腰痛症(慢性の腰痛、ギックリ腰など)
- 頚椎捻挫後遺症(むち打ち症などの後遺症) ※その他、これらに類似する慢性的な痛みが対象です。
🔵 あんま・マッサージ(2症状)
- 筋麻痺(病気などで筋肉が動かなくなった状態)
- 関節拘縮(関節が固まって動かなくなった状態) ※単なる「肩こり」や「日常の疲労回復」のためのマッサージは保険の対象外(全額自費)となります。
2. 保険を適用するまでのステップ(3つの手順)
保険で施術を受けるには、病院の医師が発行する「同意書(サイン)」が絶対に必要です。
- STEP 1:当会の会員鍼灸院へ相談
まずは、お近くの沖縄県鍼灸師会・会員治療院へご相談ください。手続きに必要な書類(医師に書いてもらう同意書の雛形)をお渡しします。 - STEP 2:病院を受診し、医師の同意を得る
普段通っている病院(主治医)を受診し、書類を渡して医師に同意書を記入してもらいます。 - STEP 3:保険施術のスタート
医師が記入した「同意書」と「健康保険証」を治療院に持参いただければ、保険適用の施術が受けられます。
⚠️ 【非常に重要なご注意】病院との同時治療はできません はり・きゅうの保険施術を受けている期間中に、同じ病名(例:腰痛)で病院の診察を受けたり、薬や湿布をもらったりする行為(二重請求)は法律で禁止されています。 同時に行ってしまうと、鍼灸院での施術代がすべて健康保険の対象外(全額自己負担)になってしまいますので、十分ご注意ください。